2016年8月29日月曜日

【総合】 「絶対に外す予想屋」の原理 - アルゴリズムが正しく間違っている -

この世に絶対はない


当然投資やギャンブルだけに留まりませんが、如何せん「絶対」を求めてしまうこの世界では決して忘れてはならない大前提です。


絶対に当たる予想屋は絶対いない


言葉遊びは置いておいても、絶対どころか勝率5割を超える予想屋もほとんどいません。ランダムで選んだ場合より勝率は下がります。

詳細は以前の記事にて。


【株】 専門家の商売は「営業」と「事後解説」



絶対に外す予想屋はいる


一方で面白いのが、絶対に外す予想屋はいます。

株や競馬をある程度続けている方ならば、共通の「専門家」が思い浮かんでいるはずです。


「よし、あいつがこの株上がるって言ってるから下がるぞ」

「よし、あいつがこの馬来るって言ってるから飛ぶぞ」


俗に言う逆神はいます。



アルゴリズムが正しく間違っている


なぜか。それを考えるのがこのブログです。


彼らが直観や気分で予想を出しているのならば、むしろ時々は当たってしまいます。


ポイントは、彼らにもきちんと予想プロセスがあること。

彼らは機能しないプロセスを使い続けているのです。


そのため、毎回きちんとそのプロセスで予想し、きちんと外してくれるわけです。


逆神は割と使える指標?


こう考えると、外しまくる予想屋の逆張りはある程度有効かもしれません。

単純に考えれば、上がるか下がるかで3割しか当たらない安定?の予想屋がいて(実際はわんさかいます)、彼らの逆なら7割当たります。


もちろんそんな楽には行きませんが、自分が外し続けている時は自身のプロセスを逆神にして修正することも大切です。


思考プロセスが凝り固まることは、あらゆる分野で吉とは出ないはずです。





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著者:ひさなお

 TOEIC満点、作家、投資家、IT企業グローバル人事、馬券師。
 慶應義塾大学→UCLA→大手IT企業。

  第3回マイナビ作品コンテスト最優秀賞受賞。 

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2016年8月21日日曜日

【競馬(フォト記事)】 私の競馬仲間たち&本場での戦い方

大井競馬場


今週は仕事帰りに大井競馬場に行きましたので、まったりフォト記事にします。



地方競馬


先ずは基本知識として、JRAと呼ばれる中央競馬は通常土日のみですが、地方競馬は平日も行われています。

関係者からは怒られるかもしれませんが、野球で例えると中央競馬がプロ野球、地方競馬が独立リーグのような物です。

中央と地方の交流戦もありますが(やはり中央が強い)、地方で勝ち上がれば中央に行ける、という関係ではありません。
 
一方、地方から中央へ移籍する騎手は増えてきました。騎手の方は鍛え上げられているので地方出身者も活躍しています。



地方競馬独特の雰囲気





ご覧の通り、ちびっ子からサラリーマン、女性一人や家族連れにカップルまで、 コアな競馬ファンが集まります。

私は「夢中になれる物がある生き方」が好きですので、コアな雰囲気は楽しめます。



私の競馬仲間たち


私には『馬牌会』という名の、ただの1日も欠かさず競馬を語る仲間たちがおります。

負のイメージを払拭するためにも、全員誰でも知っている企業で懸命に働き、そのスペックを全力でギャンブルに注ぐイケメンたち、ということにしておきましょう。


この日も私ともう一人は仕事の関係でメインレース直前で到着しました。(あとの一人はひげ男爵のトークイベントまで楽しむ余裕)







競馬記事は彼ら監修


当然彼らもこのブログを読んでおりますので、私が競馬戦績を誤魔化そうものなら徹底的に荒らしてくるでしょう。

こと競馬となると彼らは容赦ないので、その点はご安心下さいませ。



大井の戦績


さて、私はこの日、(久しぶりに)負けました。

仕事がぎりぎりで予想が不十分だった、という最低の言い訳よりも、敗因分析をしてみます。


ちなみに、この日はひげ男爵のトークイベントまで楽しんだ仲間が万馬券を当て(もう見慣れた)、カレーを奢ってもらいました。ありがとう。





JRAの戦績


一方で、実はこの日までJRAは5連勝でした。(この週末も1点買い2勝で7連勝…)

3連複1点買いで的中させたりもしましたが、上記競馬仲間からの攻撃に備えておくと、親族に読まれるわけにはいかないレベルでの負けから学んできただけです。


私の主戦場である投資がまさにですが、そこから学んだ本質や原理原則を整理して無料で言葉にしているブログがここです、と。



本場での戦い方


今回、私は直接競馬場(本場)で馬券を買いました。友人たちに急かされながら。締め切り2分前に。


すると、どうしても欲や見栄が出てきます。

それぞれの馬券スタイルがあるものの、やはり直接話し合うとぶれてしまいます。


更に、普段は判断基準に含まないパドックを見て、「あの馬から何かを感じた気がする」とか言い出したらもうお終いです。
 
敗因は諸々ありますが、自分の勝ちパターンを無視し、宝くじ感覚になってしまったので負けるべくして負けました。




※夜の競馬場は地方競馬の楽しみの1つ



それでも本場へ


ネット麻雀と雀荘での麻雀ほどは変わらないと思いますが、本場でもどれだけいつものスタイルを通せるか、がポイントです。


数あるギャンブルの中でも、競馬は最も大人数で同時に楽しめるゲームです。掛け金も100円から参加可能です。

また、別の記事で書きますが、競馬は計量経済学として徹底的にやり込める要素もあります。


以前書いた通り95%の人間はマイナス収支ですので別にお勧めはしませんが、知的ゲームとしては実によく作り込まれています。





十八番はマクロ視点


このブログ『科学する投資&ギャンブル術』では、株記事なら株、競馬記事なら競馬に特化しますが、私の十八番は経済や人生などよりマクロな物事に絡めることです。


このブログスタイルが好きな方は、親ブログ『一歩世界へ』もぜひ読んでみて下さい。



◇◆参考文献◆◇

『ミルコ・デムーロ×クリストフ・ルメール勝利の条件』






投資やギャンブル分野は星の数ほど「必勝法」とやらが売られていますが、書いてきた通り私は嫌いです。


一方で、競馬ならば騎手の人生や哲学を追う話は好きです。情熱大陸にも出たデムーロ騎手や、ご存じ武豊騎手のプロ魂からは競馬を超えて学ぶことがあります。


単にお金だけを求める程度の人格では、ビジネスでもギャンブルでもとても長期では勝てないと思います。





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著者:ひさなお

 TOEIC満点、作家、投資家、IT企業グローバル人事、馬券師。
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2016年8月11日木曜日

【株】 専門家の商売は「営業」と「事後解説」

証券会社の予想や分析は「営業」


以前の記事でも書いてきた通り、証券会社は株が上がろうが下がろうが「手数料」で儲けます。


多くの投資家は現物を持ちます。つまり「株が上がる」ことを望みますし、景気指標としても株高で困ることは無いので、結果「上がるでしょう、買いましょう」が売り文句になります。


お金は人間の強大にして不滅の欲望ですので、ここまでボロい商売が成り立ちます。



資産100億を超えるネット証券の創業者


元々サラ金と同格の扱いであった証券会社も、今ではマニュアル通り動くだけで年収1000万を超える若造や、ネット証券の創業者は資産100億円を超えていたりします…。


目先数千円を稼ぐためにせっせと証券会社のセミナーに通っている「優秀な」方々は、一回立ち止まって「カモ」がどこにいるかを考えてみて下さい。



事後解説に1円の価値なし


もう1つの専門家のお仕事は「事後解説」です。


日経平均が下がった。なぜなら、世界情勢の不安定さから安全資産の円が買われて円高になり、業績への懸念が広がったため。

こんな終わった後のご説明など1円にもなりませんし、誰にでもできます。


競馬と同じ


10年に1度の怪物と謳われ単勝1.5倍のメジャーエンブレムが桜花賞で4着となりました。

「スタートを失敗し、スローペースに落ち着いてしまった。ルメール騎手が無理にでも出るべきでしたね」とか解説されても、「本来の実力は勝っていましたし馬券の3分の1は返却いたします」とかなるわけじゃあるまいし。



手のひらで踊るプレイヤー


専門家の「先生」たちは、始まる前に予想でお金稼いで、終わった後に解説でお金稼ぎます。
 
5%のプレイヤーしか生き残れないリングになど上がるはずが(必要が)ありません。


言い換えれば、我々単なる1プレイヤーだけが、自らの人生の一部を賭けて切った張ったで血を流すわけです。



自己責任という免罪符


彼らプロの伝家の宝刀は「資本主義は自己責任だから一切責任取りません」です。

実際、別に彼らが「悪い」わけではありません。

小銭(または幻想である大金)が欲しくてリングに上がるのは我々自身です。


※詐欺まがいの営業をかける連中はいくらでもいますし、アメリカのマネーゲームの結果で日本の町工場で真面目に働いていた社長が首を吊ったのがリーマンショックですが、よりマクロな話は親ブログに譲ります。



それでもリングに上がるのならば


9割がカモにされながら「資産運用」という可愛らしい表現の世界があります。


「銀行に預けていても1円にもならない」が別の謳い文句ですが、1円も減らないだけでキャッシュは最強です。

※日本経済はインフレの10倍デフレの心配をすべきですので、結果安心


それでもリングに上がるのならば、このブログを最強のセコンドにしてみせます。

生き残ってこれなければこんなブログは書けませんので、ご安心下さいませ。



◇◆参考文献(再掲)◆◇


徒手空拳で投資を始める前に読んでおきたかった1冊です。


商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。
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※詳細は画像より


以下私の書評


【お奨め経済書】 『不確実性超入門』 - 投資家・馬券師のバイブル -




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著者:ひさなお

 TOEIC満点、作家、投資家、IT企業グローバル人事、馬券師。
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2016年8月10日水曜日

【株・競馬】 誰よりも勉強すれば勝てるのか - 借金漬けのマニアたち -

エリートが失敗する理由


・有名大学を卒業し、大企業の部長を定年まで勤めた後、退職金を全て株で失ってしまう


・競馬は東大生でも勝てない


・脂の乗ったベンチャーの役員が、FXの巨額損失を埋めるために会社の金に手を出す


上記のような話は枚挙にいとまがありませんよね。



一定レベルを超えると勉強量と結果は比例しない


世の中、勉強ほど楽な物はそうそうありません。


自分で理解して、自分で覚えて、自分で回答して、決まった答えと合わせるだけです。


この要領で投資やギャンブルに挑み、「これだけ勉強しているのだから負けるはずがない」とひたすらのめり込むエリートさんが後を絶ちません。



借金漬けのマニアたち


株や馬について語らせれば3時間でも5時間でも知識や情報を披露できるマニアはいくらでもいます。

実際、彼らのセミナーやら有料予想なども無数にあります。


しかし、ふたを開けてみると、控除率に抗うこともできずやればやるほど借金を増やす連中が大半です。



表か裏かを6割外す専門家


例えば、この手の「有名人」はいくらでもいるのですが、株価が単に上がるか下がるかを専門家とやらが予想しているサイトがありますが、勝率4割とかばかりです。


新しい形のお笑いサイトかと思うほど、2分の1で当たる予想を片っ端から外します。それも、ど素人でも知っている有名銘柄ばかりを片っ端から選び、片っ端から外す…。


株の予想屋ほど価値のない商売はそうないと思います。まだ競馬の予想屋の方が当たります。(試行回数の考慮は省きますが)



コントロールできる物とできない物を知ることから始める


なぜ勉強しても勝てないのか。


それは、自分ではコントロールできない物で結果が決まるからです。


勉強は対物。全ては自分次第。

一方投資やギャンブルは、対人であり、対馬であり、対宇宙なのです。



日銀でも操作できない相場


「官製相場」と呼ばれたアベノミクスですら、たった2年ほどで終焉しました。

為替介入も鼻で笑われ外国人から売り叩かれる日本株。

本当に世界の相場を動かせる力を持つのはアメリカだけだと思います。


それを、一体個人がどう「頑張る」というのでしょうか。



コントローラビリティの理解


先ずは「エリート思考」が万能でないことから理解しましょう。


もちろん、「常勝できないゲームはやらない」のも人生戦略の1つですが。



◇◆参考文献◆◇


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【お奨め経済書】 『不確実性超入門』 - 投資家・馬券師のバイブル -




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著者:ひさなお

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【総合】 小学生でも知るべき「控除率」一覧と「試行回数」

控除率とは


前記事でも言及した通り、ギャンブルには胴元がいます。

当然彼らはボランティアではなく商売ですので、参加者から手数料を取ります。

簡単に言えば、これが控除率であり、テラ銭の割合です。


※一切ギャンブルに限った仕組みではありませんが、社会や経済の話は親ブログ『一歩世界へ』に譲ります。


主な控除率一覧


我々が「ゲーム」をする際、どれだけ胴元に取られるかの割合です。


・宝くじ:約55%


・競馬、競艇、競輪、オートレース:約25%


・パチンコ:約15%


・カジノ:約5%


・株:手数料+利確の約20%(税金)


・友人との麻雀:場代



競馬が「けしからん」なら宝くじは「反社会的行為レベル」


上記の通り、日本の宝くじは最低最悪のギャンブルということになります。



世界でずば抜けてケチな日本人


日本人は世界でもずば抜けてケチであり、寄付率は先進国でダントツで低い一方、ひたっすら貯金をします。

教科書に書いてある経済理論のように、預けられたお金は企業活動への融資になど上手く回っていませんし。


そんな日本人が「ギャンブルはけしからん(お金がもったいない)」などと言いつつ、年末に「夢を買う」とドリームジャンボを買い、「当たるように」とパワースポット巡りをする。


物事を数字や理論で考えれば、有馬記念を徹底的に予想する方が明らかに「正しい」のです。



パチンコは良心的?


控除率だけを考えれば「パチンコは意外に有利?」かと思えます。


しかし、控除率と共に「試行回数」を考慮する必要があります。



1万円札が消えるまでの時間


アコギ道を極める宝くじですが、ジャンボ宝くじに1万円を使うとして、使うチャンスは年に5回あります。

言い換えれば、絶対に負ける宝くじですが、このルールならば年に5万円しか失いません。


次に、中央競馬のG1レースで1万円を使う場合、年間で24レース、つまり全て負ければ24万円を失います。

※このブログを読む限り全て負けることなどないですが。


最後にパチンコですが、1万円札など瞬く間に吸い込まれます。

5万円はおろか、10万円すら1日で負けることができます。



試行回数はあくまで理論上


ただし、控除率とは異なり、試行回数はあくまで個人次第です。


宝くじもロト6をひたすら買い続ければいくらでも負けられます。

競馬も他の重賞や平場、地方にまで手を出せばもちろん底なし沼です。

一方、パチンコでも「1か月に1万円札1枚しか使わないぞ!」と決めればよいだけの話です。



お勧めは海外カジノ旅


後日改めて書きますが、控除率が低いカジノで、長期ではなく一夜勝負ならば、勝てる確率は高くなります。

英語や駆け引きスキルも磨かれます。


私も近いうちにラスベガスとフィリピンに預けている資本を回収しに行こうかと思います。






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著者:ひさなお

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2016年8月9日火曜日

【株・競馬】 5%のみ生き残る圧倒的不利な「奪い合い」

JRAや証券会社は敵でも味方でもない


時々「馬券を当ててJRAから金を回収する」や「JRAが仕込んだ出来レース」などと言う方がいますが、これは間違いです。

JRAはどの馬が勝とうが一切関係ありません。


我々が馬券に払った金額の25%をテラ銭として回収し、どんな結果になろうとそれがJRAの収益になります。

言い換えると、JRAが残していった75%の銭を馬券士内で奪い合うのが競馬です。



奪える側は約5%のみ


別の記事で期待値や控除率の話はしますが、最初から25%もピンハネされるわけですから、競馬は「ほとんどが」勝てないゲームなのです。


5%の人間だけが長期収支はプラスで、95%は結局カモということになります。



証券会社は株が上がろうが下がろうがどうでもよい


株のトレードも原理は同じです。

証券会社は投資家の「手数料」でぼろ儲けします。



証券会社の「やり口」


「さあ、日本株はこれから上がりますよ!」と言って買わせる。

→手数料徴収


「下がりましたが大丈夫、これはむしろチャンスです。さあ、買いましょう!」と言って更に買わせる。

→手数料徴収


「はは、また下がりましたがこれは相場が間違っている。今こそ買いたたきましょう!」と言ってこれでもかと買わせる。

→手数料徴収


「あれ、まだ下がるのか、はは……。これは一回戦略的にノーポジにしましょう」と言って今度は売らせる。

→それでも手数料徴収


結果、投資家は資産を何百万円と失い、証券会社だけが異常な高給を取り続けているのが日常です。


「資本主義は自己責任」という免罪符


別の記事で詳細は書きますが、証券会社は特に高齢者を狙い、べらぼうな手数料を奪い単にポートフォリオの組み替えを行うだけなど、「商品」を売り込む単なるセールスマン集団です。


一切、経済分析のプロでも何でもありません。


(騙せそうな)個人に狙いを定めて売り込んでこない分、証券会社よりJRAの方がよほどまともな事業に映ります。


奪われて、奪われて、それでも生き残れる5%になれるか


JRAにはテラ銭を25%(馬券の買い方によって多少上下あり)を奪われ、そこから馬券士内で奪い合います。


マーケットも、証券会社に手数料を払いポジションを取って、投資家同士で奪い合います。

どうにか利益を確定しても、20%は税金で持って行かれます。


競馬は5%、株は10%だけが勝ち組だと言われます。


まあ、実際にJRAに25%を払うのも、株式で税金を20%払うのも、先ずは「勝てた」人間ですので、この圧倒的不利な奪い合いで生き残る術をここで学んでいきましょう。




◇◆参考文献◆◇


その圧倒的不利な奪い合いで1億円以上勝った男の話



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以下私の書評

【お奨め経済書】 『馬券裁判』 - 私が競馬に惚れる理由 -





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【総合】 人生とは不確実性と不平等に溢れるレースである

知能の77%は遺伝で決まる人生という不平等レース


作家橘玲氏の著書『言ってはいけない - 残酷すぎる真実 -』でも話題となりましたが、科学的に知能の77%が遺伝で決まります。


我々が幼少時から十二分に経験してきた通り、容姿や身体能力もまた大半が遺伝で決着がつきます。


科学など持ち出さなくても、富豪の家庭に生まれ落ちた瞬間、人生を利確できた人々も無数にいます。


言ってはいけない [ 橘玲 ]



人生は囲碁将棋ではなく麻雀である


人生とは全く同じ駒が配られ「よーいどん」でスタートできる勝負ではありません。


配られる牌はてんでバラバラ。

内枠に陣取れる人もいれば大外に回された上になかなかゲートが開かない人もいる。

前半戦の含みが益か損かは運次第。



永遠とも思える程の超長距離1局勝負


さらに、人生に配られた牌は根本部分では変わりません。


「この人生は流して次の人生は出遅れを注意するか」で済むわけでもありません。

しんがりならば最後尾から、馬群に埋もれたら抜け出るところからしか再開できません。



相場以上に不確実な人生を渡り切るために


わずか翌日に相場がどれだけ上げ下げするかを世界中誰一人として一切分からないように。


ファクターが無限に重なる人生を全て計画しようとすることは、3連単1点に全財産を突っ込むようなものです。



投資とギャンブルを科学し人生処世術を習得すべし


自己啓発本が謳うように、夢を手帳に書いて潜在意識でひたすら念じるのが趣味ならば止めはしません。


私は、徹底的に投資とギャンブルを研究し、不確実性と不平等に溢れる人生というレースをゴールします。


できれば連帯、せめて複勝内で。



予想は無価値。ここは原理原則を見つけるブログ


さあ、たった1レースすら使えない予想ではなく、一生使える投資とギャンブルの原理原則を言葉にしていきましょう。



◇◆参考文献◆◇




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 慶應義塾大学→UCLA→大手IT企業。

  第3回マイナビ作品コンテスト最優秀賞受賞。 

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