2018年2月25日日曜日

【投資】 通貨は投資ではないし、仮想通貨は通貨ですらない

「1年で20倍」からの「1か月で3分の1」


年末に下記noteを書いた時は、「1年で10万円が200万円になった」がキャッチフレーズだったビットコイン。

「ビットコインはバブルか?」という大喜利


ただ、このnoteを書いた翌週から下落に下落を重ね、めでたく「1か月で3分の1」になりました。


200万の時は「むしろこれからが始まり」とか懸命に煽っていた仮想通貨界隈は、150万に下がった時点でこの世の終わりかと言うほど懸命に騒ぎ、100万を切った時には「投資は自己責任だからな、俺は分かってたからな」とか懸命に予防線を張り、70万を切った時にはツイートするための指すら動かせず、また100万程度まで戻した今は「だから上がるって言ってただろうがぁ!!!」とまた懸命に吠え始める彼ら。

懸命に生きられてなにより。

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これがまさか「投資」に映るならなにより


「投資」は便利な言葉です。ほぼあらゆる物が投資呼ばわり可能です。「不倫投資術」なんてnoteもスキル的には余裕で書ける。

ただ、仮想通貨界隈の懸命な連中だけでなく、どうも金融的な意味で仮想通貨を投資と呼んでいる人が非常に多いですよね。


この草コインで億り人になれる!!なんて言って欲しいならTwitterという場所にどうぞ。

草コインに「研究」とやらをしているらしい坊やたちの姿は、新馬戦を産駒から分析しているらしいおじさんたちと重なり微笑ましいです。


しかし、このnoteでは仮想通貨で「投資」をしているつもりの方々が、「本当は何をしているのか」を紐解きます。

投資とは何かや通貨とは何かから、経済とは、資本主義とはを言葉にし、詰まるところこのゲームは何なのかを考えます。

◇◆◇◆◇◆

仮想通貨を買うだけで、時代を先取り、成功者とやらへ続くリスクを取り、今まで自分を一度も認めてくれなかった世の中を「労働」と馬鹿にし見返す魔法の扉を開けると本気で信じているのならば、そのまま頭は使わずイーサリアムあたりと一蓮托生を決め込んだ方がいい


勝てる確率はゼロではない。距離的にはまだ大井競馬場の方がはるかに魔法の扉に近いけれど。

このnoteを読んでも億り人にはなれませんので、時代の先駆者はTwitterにお戻り下さいませ。


物事を抽象的、合理的に突き詰めないと耐えられない方は、「いつもの」をどうぞ。

……とか言いつつ、いつも通りディテールもえぐりますが。私だって魔法の扉が欲しいですもの(まじで)。笑


続き(note)


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著者:ひさなお

 TOEIC満点、作家、投資家、IT企業グローバル人事、馬券師。
 慶應義塾大学→UCLA→大手IT企業。

  第3回マイナビ作品コンテスト最優秀賞受賞。 

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